頑張りましたね。
あなたはここまで、頑張って努力して生きてきました。
心もボロボロになりながら、それでも必死に、諦めずに。
だから「もう、休んでいいよ」と、声をかけたい。
──でも、それは綺麗事かもしれません。
残念ながら、私はあなたの立場を完全には分かりませんし、
本当に「休めない事情」があるかもしれません。
ただ、これだけは誰にでも共通して言えることがあります。
あなたは、とても頑張って生きてきました。
そして、その頑張りを無駄にしないために──
絶対に、自殺だけはしないでください。
この先、もしかしたらもっと辛いことがあるかもしれません。
それでも、生きてください。
私も、かつて自殺を考えたことがあります。
でも、死ななかったことで、その頑張りが無駄にならずに済みました。
私は生まれつき特性があり、何をするにも人の何倍も努力が必要でした。
死ぬほど努力してきたのに、友達からは「何も取り柄がない」と言われ、
社会に出てもその努力は報われず、心が壊れ、ベルトで首を吊ろうとしました。
そんな私でも、死ななかったから、今こうして立っています。
だから私は、あなたに「もっと頑張ろう」とは言いません。
だって、あなたはすでに精一杯、頑張っているのだから。
ただ、ひとつだけ。
あなたの状況は良くありません。
この文章を読んでいるということは、きっと、相当追い詰められているのでしょう。
ここから先、綺麗事や無責任なことを言うかもしれません。
それでも、経験者として言わせてください。
この疲労は、確実に悪化します。
心の傷や疲れは、想像以上に深く、長く尾を引きます。
蓄積されていくと、取り返しがつかなくなることもあります。
だから、早急に何か手を打ってください。
そして今、改めて考えてみてほしいんです。
何のために、あなたは頑張っているのか。
この頑張りに、終わりはあるのか。
このままで、本当にいいのか。
──そして、
「本当に、心が壊れるまで頑張る必要があるのかどうか」を。